ハワイの学校への転入

英語のみの学校に環境を移す場合、年齢が若い方が適応が早いというのは、一般的によく言われています。子供が文字を意識せず生活を成り立たせる年齢のうちに英語の環境に入れてしまうことがイングリッシュネイティブの英語により早く近づくと言われています。かといって、誰もが理想の留学計画どおりに事を運べるわけではありません。子供自身が英語学習に興味を持ってから、はじめて海外や留学を意識したり、家族での教育移住を考えたりする家庭も少なくありません。どの年齢の子供も、うまく対策を練ることでよりスムーズにその環境に溶け込めるかが、留学生活を成功させるカギです。その子供のその年齢に合わせたベストな移住時期を考える必要があります。例えば学習環境の違いをあげてみましょう。

ホームルームがある小学校生活、、中学校では?

小学校のうちは固定のクラスルームがあり、担任の先生がおり、クラス皆一緒に同じ授業を受け、一緒にカフェテリアでランチをたべます。体育や音楽などの特別教科を除いてほぼ全ての教科を担任から教わります。クラス単位での学校生活になるため、クラスメートや

一方中学生、高校生になると、一応ホームルームと言われるクラスの単位が存在し、担任の先生がつきますが、朝のミーティングのあとは、各自自分の履修する教科クラスルームへ移動します。つまり、クラスメイトとバラバラになり、ほぼ単独行動になります。ランチタイムになるとカフェテリアにておのおの列に並びランチを購入するといった形になります。担任の先生とは、ほとんど顔を合わせません。まるで大学生活のようです。

小学校が終わる学年と、中学校の始まる学年

そういった背景もふまえ、断然小学校の方が友達は出来やすく、先生からのサポートなどもあり、より早く学校生活に溶けこめるでしょう。関連記事:ハワイの義務教育?で言及したように、同じ公立小学校でも5th gradeまでと、6th gradeまでの学校とあります。ほとんどの中学校が6th gradeからスタートしますので、最後の1年を残し5th gradeで小学校を終わりにし6th gradeで中学校へ送り出す形が一般的ですが、あえて日本から6th gradeに転入するならば、小学校の6th gradeに入れるという考え方もあります。しかしながら、中学の1年目つまり6thでしか取れない基礎クラスが存在するため、7th gradeで編入した場合、とれる授業の選択肢が狭まる可能性がありますので注意が必要です。近年では、6th gradeを設ける小学校が少なくなり、kinder garten 〜 5th gradeの6年過程が一般的になりつつあります。